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野球小僧のたわごと

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~坂田康一のブログ~

◆持論展開。「個人的な見解の述べ方」

【 個人的な見解の述べ方 】

ある雑誌のサイトで、「プロ野球におけるカッコ悪さって?」というコラムを読みました。

内容は、「勝つための戦略を支持するのか、高みを目指す志を評価するのか」ということの考察。
そこから、敬遠の是非について書かれていました。

結論から書くと、「敬遠は最低の戦略」という内容でした。

例に挙がっていたのが、昨年のパ・リーグ、クライマックスシリーズ。

@第1戦、終盤、楽天の攻撃。
2アウト2・3塁で、打席は首位打者・鉄平。

@第2戦、こちらは日本ハムの攻撃。
同点の場面で2アウト2・3塁、打席は稲葉。

どちらも敬遠して、次の4番と勝負して、打たれて失点した・・・


意見としては・・接線の場面、勝負が決まる打席で、最高の打者が勝負を避けられる。
いわば「勝つために逃げるカッコ悪い戦術」。
プロ野球人気凋落の理由のひとつ
・・とのこと。

・・えらい言われようですな(苦笑)

ま、個人的なご意見ですから、どう語ろうが自由ですが・・
気になったのは、その後に書いてあった、例。

・かつて上原浩治(現オリオールズ)は、ベンチの敬遠の指示に、涙を流して悔しがった。
・福原忍(阪神)のように、8年近く敬遠無しを続けている投手もいる。
・星稜高校時代の松井秀喜(エンゼルス)を5打席連続敬遠した相手校は、地元応援団からもそっぽむかれ…



いや、ちょっと待ってくれぃ!


まず、上原投手の例。
これはシーズン終盤、中日の優勝が決まった後の消化試合、ヤクルト戦の出来事。
打席は、HR42本のペタジーニ。
この試合、1本差でHR王を争っていた松井秀喜が、敬遠気味の四球で歩かされ続けました。
そこでベンチから、ペタジーニ3打席目を迎えたところで、敬遠の指令・・。

星稜高校時代の松井選手の例。
勝つために、1塁にランナーがいても勝負を避けて、歩かせた。
結果、星稜は2-3で敗れた・・。


前例の日本ハム-楽天は、あくまでも「戦術」としての敬遠です。
上原投手の例は、タイトル争いの報復行為。
松井選手の例は、勝つための「戦略」です。
(チームとして、他の選手でランナー・松井をホームへ返せなかった)

「戦術」と、「戦略」は、違います。

確かに、敬遠しないで勝負しろという意見は、わからんでもないです。
でも、空いている塁を埋めてアウトを取りやすくするという、立派な「戦術」でもあるわけです。

この「戦術」を、「逃げ」と取るか「作戦」と取るかは、意見の分かれるところでしょう。

でも、この例をいっしょくたにして「卑怯な作戦」とするのはどうだろう?
だったら、スクイズや送りバントも「ちゃんと打て!」と言われてしまうのでしょうか?


この方が書かれている内容は、単に「僕は敬遠が嫌い」という内容。
スポーツ雑誌に掲載するプロのライターさんであれば、もう少し深い意見が読みたかったです。


・・・あ、忘れてた。
福原投手の例、ですね。

まぁ、福原投手は・・終盤まで投げていることが少ないから・・
・・緊迫の場面での敬遠の機会も少ないから・・(失礼!)
by team51 | 2010-03-29 14:33 | 野球