2008.09.21

【 「20世紀少年」を観た! 】

2008.09.21_b0093839_12384990.jpg昨日、レイトショーで観てきました。「20世紀少年」

読みたかったけど読んでいなかった原作。本当は映画を観てから読もうかと思っていたのですが、あえて、がっつり読破して鑑賞してみました。

全24巻(「21世紀少年」を含む)の原作を、3部作にそっくりそのまま納めるなんて無理な話で、「原作と違う」のは、当たり前。それでもよくまぁここまで原作イメージからかけ離れないキャストを集めたものだと関心するほど、観終わって違和感がありませんでした。むしろ、第2部でのあの人物は誰が演じるのだろ?と楽しみになるほどです。

僕は先に読んじゃっているので、原作を知らない方が観てどこまで楽しめるか。僕は充分に楽しめると思いますが、まだ3部作の1つ目なので、100%満足までは至らないかもしれません。


そうえいば、ある評論家さんが、「こんな壮大すぎる作品を映画化すること自体に無理がある」と言いつつ、「だが堤監督は本当にいい仕事をした。見た後もキャストのぴったり感で盛り上がることができる。」と評してらっしゃいましたが、プロなら製作についてではなく出来上がった作品について評論して欲しかったなぁ。

しかも原作についても、「リアリティーなどゼロ。まともな大人がみたら、バカバカしい以外の感想は絶対ない。こんなのはマンガだから許されるネタだ。」と言いつつ、同時期公開の「デトロイト・メタル・シティ」には「ぶっとんだ原作漫画。」と好評(おいおい!)。

なんだかなぁ~。プロの評論家って、その程度でいいの?楽だなぁ(笑)


さて、例によってあくまでも個人的な好み込みですが…
お勧め度は…あくまでも、映画に原作通りを求めずに観て下さい。そうすれば楽しめるという点で・・・4つ!【★★★★】
残りの星は、2・3部の感想で左右されそうですね!
by team51 | 2008-09-21 12:56 | 個人的な映画評論

~坂田康一のブログ~


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