出屋敷、天満座

この駅には、思い出がありまして。
24歳のとき、事務所から・・
「経験を積んで来い」
・・と、大衆演劇の仕事に出されました。
これが僕の、仕事としての初舞台。
名古屋・大洲演芸場の次に来たのが、天満座。
13日間で、昼夜公演合計26演目。
夜公演が終わって、食事を済ませた後に口立て稽古。
つまり、座長が口頭で語るあらすじを、録音して一晩で覚える。
(上演時間、1作=約40分)
それを翌朝、1~2度、軽く合わせて、本番!
本当に、いい経験をさせてもらいました。マジで。
残念ながら、平日の夜公演は、お客さんの入りが悪いこともありまして・・
最も少ない回は、観客5人。
うち2人は・・僕の母と弟(笑)
出演者の方が、ずっと多かった!
今はもう、その天満座はありません。
跡地は、なんかおしゃれな建物になっていました。
色々と貴重な経験をした、大切な思い出の場所です。
by team51
| 2010-06-17 22:42
| 芝居